四十肩、五十肩と肩の拘縮(肩が動かない)

2024.05.20

四十肩、五十肩と肩の拘縮(肩が動かない)

ハーモニー仙川中央整骨院です!

腕を動かすと肩が痛い。
痛みはそれほどではないけど、一定以上にあがらない…
という肩関節の症状。

これが俗にいう「四十肩・五十肩」です。

肩は360°に加えて捻りの動きも加えることができる
非常に自由度の高い関節です。

この動きのために、肩とその周囲には複雑な関節組織と、
多数の筋肉が密集しています。

四十肩・五十肩の原因には様々なものがありますが、
いずれにしても大まかな経過としては

●なんらかの原因で肩関節周囲に炎症が起きる

●炎症と痛みにより筋肉が緊張し硬くなる

●組織の腫れと痛みが退く段階で組織の癒着が起きる

●癒着した組織が可動域の制限をする

という経過をたどります。

そのため、四十肩の治療は各段階に応じて
・痛み、腫れを極力抑えるための治療
・痛みを抑えつつ、筋肉の緊張や癒着を防止する治療
・癒着した組織を動くようにする治療
と治療のターゲットも変わっていきます。

特に組織の癒着(拘縮といいます)は「いずれよくなるだろう」と放置してしまい、
動かさない(動かせない)ことによって、より癒着が強くなっていくということがあります。

この癒着にもパターンはいろいろありますが、代表的なところに
・電車やバスのつり革を持てない、もっていると辛い
・シャツや上着などの脱ぎ着が辛い
・洗濯物を干す、などの高い場所への物の置き取りが辛い
・手を伸ばして離れた物をとるのが辛い
・頭髪を洗う動作がやりづらい
といった日常動作での不都合があります。

これらの症状に思いあたりがある方は、
あまり放置せずに、お早めに治療を受けていただくことをお勧めします。

ハーモニー仙川中央整骨院では、
四十肩・五十肩の治療において、
急性期の炎症に対する治療から、拘縮期の可動域の改善まで
その段階に応じた治療をしっかりと設定させていただきます。

まずは一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください!



副院長 板倉 基二