狭い範囲と広い範囲

2024.07.13

狭い範囲と広い範囲


「腰痛」と一言でいっても
一般的な「腰」の範囲は意外と広いものです。

いわゆる「ウェスト」の部分も「腰」ですし
骨盤の周囲も「腰」ですね。

広い範囲の中で「背中と腰」「腰とおしり」の境界も曖昧だったりします。
(もちろん、医学・解剖学的には『ここからここまで』と定義されていますが)

そのため、「背中が痛い」や「おしりが痛い」とご来院される方の中には、
腰の上部や骨盤が原因で痛みを感じている方も少なくありません。

では、それを「腰痛」と呼ぶべきか、ということになりますが、
「腰痛」や「ぎっくり腰」という言葉がそもそも範囲が非常に広い言葉なので、
重要なのはもっと狭い範囲、ピンポイントで「どこの組織が痛みの原因になっているか」
それより広い範囲で「周りの組織が痛みのポイントにどう影響しているのか」
さらに広い範囲で「身体全体の姿勢、使い方などがどう影響しているのか」
という段階的な診察をしていくことです。

治療もまた
「ピンポイントの炎症、痛みを軽減する」
「痛みの周囲の緊張や機能不全を解消する」
「姿勢や歪み、身体の使い方を改善する」
という段階を追えることがベストと言えます。

痛みをとる、治りやすくする、再発しにくくする。
ハーモニー仙川中央整骨院では、しっかりと段階に応じた
治療を提案させて頂いています。

まずは一度ご相談ください!



副院長 板倉 基二