2025.07.04
捻挫の後に痛みがなかなか消えない…足根洞症候群かも?
ハーモニー仙川中央整骨院です!
「以前捻挫をしてから、足首の奥がずっと痛い」「歩いていると足首の外側がズキズキする」「特にでこぼこ道を歩くと痛みが強くなる」
こんな症状でお悩みではありませんか?捻挫の後などに長引く足首の痛みは、「足根洞症候群(そっこんどうしょうこうぐん)」かもしれません。
足根洞症候群ってどんな状態?
足根洞(そっこんどう)とは、足首の外側にある、骨と骨の間にできた小さなトンネルのような空間のことです。このトンネルの中には、神経や血管、脂肪組織などが通っています。
足首を捻挫した際、この足根洞の中にある組織が損傷を受けたり、炎症を起こしたりすることがあります。炎症が長引くと、組織が腫れたり、瘢痕(はんこん)という硬い組織に変わったりして、足根洞が狭くなってしまいます。その結果、中を通る神経や血管が圧迫され、痛みやしびれといった症状を引き起こすのが「足根洞症候群」です。
特に、足首を内側にひねる捻挫(内反捻挫)の後に起こりやすいと言われています。
足根洞症候群の主な症状
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足首の外側の痛み: 特に足首の奥の方や、外くるぶしの少し前あたりに痛みを感じます。
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歩行時の痛み: でこぼこ道や砂利道など、足首が不安定になる場所を歩くと痛みが強くなる傾向があります。
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足首をひねる動作での痛み: 足首を内側にひねったり、着地したりする際に痛みが誘発されます。
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安静時にも痛むことがある: 炎症が強い場合は、休んでいてもジンジンと痛むことがあります。
ハーモニー仙川中央整骨院での足根洞症候群へのアプローチ
足根洞症候群は、一般的な足首の捻挫とは少し異なるアプローチが必要です。当院では、足根洞症候群による痛みや不調に対し、以下のような治療でサポートさせていただきます。
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炎症と痛みの緩和: まずは、患部の炎症と痛みを抑えることが重要です。ハイボルテージ治療などの特殊な電気治療器を使用し、深部の炎症に直接アプローチします。これにより、痛みの軽減を早め、組織の回復を促します。
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足首の関節の動きの改善: 手技療法で、足首を構成する骨のわずかなズレや、周囲の筋肉の緊張を丁寧にほぐし、足首本来の滑らかな動きを取り戻します。足首の動きが改善することで、足根洞への負担も軽減されます。
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足部全体のバランス調整: 足首だけでなく、足の指や土踏まず、さらに全身の姿勢や歩き方にも注目します。矯正治療で骨盤や背骨の歪みを整え、足元から体全体のバランスを改善することで、足首にかかる負担を分散し、再発予防を目指します。継続的な治療には、月額6,600円の「プレミアム矯正パス」もご利用いただけます。
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テーピングや装具のアドバイス: 必要に応じて、一時的な足首の安定性を高めるためのテーピング方法や、適切な靴選び、インソールの利用などについてもアドバイスを行います。
捻挫の後、足首の奥の痛みが長引いている方は、決して一人で悩まずに、仙川のハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。あなたの足元から健康をサポートし、快適な歩行を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
副院長 板倉 基二