ランニング中の膝の外側が痛い!ランナー膝の原因と予防エクササイズ(仙川)

2025.10.23

ランニング中の膝の外側が痛い!ランナー膝の原因と予防エクササイズ(仙川)

ハーモニー仙川中央整骨院です!

「ランニングを始めると膝の外側が痛む」「膝の曲げ伸ばしで『キュッキュッ』と音がする」といった症状は、**ランナー膝(腸脛靭帯炎)**かもしれません。

 

ランナー膝の主な原因

 

腸脛靭帯炎は、太ももの外側にある硬い靭帯が、膝の外側の骨と繰り返し摩擦することで炎症を起こす状態です。

  • オーバーユース(使いすぎ): 急な走行距離の増加、硬い路面での練習。

  • 股関節・お尻の筋力不足: 股関節やお尻の筋肉(中臀筋など)が弱いと、走行時に膝が内側に入り込み、腸脛靭帯に過剰な摩擦が生じやすくなります。

 

当院での治療法

 

  1. ハイボルト治療: 炎症が起きている膝の外側の靭帯付着部に集中的にアプローチし、痛みを鎮静させます。

  2. 手技療法: 硬くなった太ももの外側(腸脛靭帯)と、お尻の筋肉を徹底的に緩め、摩擦を軽減します。

  3. EMS(楽トレ)・矯正治療: 股関節やお尻の筋力不足を補うために、インナーマッスルを強化し、骨盤の歪みを整え、正しい体の使い方を再学習させます。

 

自宅でできる股関節・お尻の筋力強化エクササイズ

 

膝への負担を減らすため、体の土台となるお尻の筋肉を強化しましょう。

  • 【クラムシェル(貝の殻)エクササイズ】

    1. 横向きに寝て、膝と股関節を軽く曲げます。

    2. かかとをつけたまま、上の膝を天井に向かってゆっくりと開きます。

    3. お尻の横に力が入るのを感じながら、ゆっくりと元の位置に戻します。

    4. これを10?15回×3セット行います。

ランナー膝は早期の治療と体の使い方改善が大切です。仙川の当院にご相談ください。



副院長 板倉 基二