2025.11.10
寒い時期のランニングに潜む危険!「足の痛み」と「ぎっくり腰」を防ぐケア
ハーモニー仙川中央整骨院です!
気温が下がる寒い時期でも、健康維持や体力向上のためにランニングに励む方は多いと思います。しかし、寒い季節のランニングは、夏の暑さとは違う特有の怪我のリスクが潜んでいます。
特に注意したいのは、「筋肉の硬直」と「関節の不安定化」による痛みです。
寒い時期のランニングに多い2大リスク
1. 筋肉の硬直による「足底腱膜炎」や「シンスプリント」
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原因メカニズム: 寒い環境では、体温を逃がさないように血管が収縮し、筋肉の血行が悪くなります。その結果、筋肉や腱が硬く冷えた状態になり、柔軟性が失われます。
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症状: 特に足の裏の腱(足底腱膜)や、すねの内側の筋肉(後脛骨筋)が硬く脆くなるため、着地の衝撃に耐えきれず、「足底腱膜炎(かかとの痛み)」や「シンスプリント(すねの痛み)」といった炎症を起こしやすくなります。
2. 冷えと緊張による「ぎっくり腰」や「膝の痛み」
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原因メカニズム: 寒いと無意識に体がこわばり、腰や背中の筋肉が緊張します。また、冷たい外気によって腰周りの血流が低下した状態で急な動作や着地の衝撃が加わると、筋肉が損傷しやすくなります。
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症状: 腰の筋肉が硬く脆い状態のため、ランニングの終盤や、ランニング後の着替えといった動作で「ぎっくり腰」を発症するリスクが高まります。また、股関節周りが硬くなることで、ランナー膝などの膝の痛みにもつながります。
寒い時期のランニング障害を防ぐための3つの対策
当院では、冬のランニングを快適に続けるために、以下のケアをおすすめします。
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徹底したウォーミングアップ: 特に寒い日は、体を温めるのに時間がかかります。ランニング前に軽い体幹運動や股関節周りのダイナミックストレッチ(動的なストレッチ)を十分に行い、筋肉を「温かいゴム」の状態にしてから走り出しましょう。
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専門的な体のメンテナンス: ランニングで硬くなった筋肉を放置しないことが重要です。当院では、硬く冷えやすい足底やふくらはぎ、腰周りの筋肉に対し、ハイボルト治療で血行を促進し、痛みを緩和します。また、ランニングフォームの土台となる全身の歪みを「矯正治療」で整えます。
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インナーマッスルの強化と防寒: 安定したフォームを維持するために、**EMS(楽トレ)**で体幹のインナーマッスルを強化しましょう。また、ランニング中も腹巻きやタイツなどで、お腹と腰周りを冷やさない工夫を徹底してください。
冬のランニングは、体のメンテナンスを怠ると、怪我のリスクが非常に高まります。仙川で冬のランニング障害にお悩みの方は、ぜひ一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。
副院長 板倉 基二



