2025.11.26
スポーツ障害を招く「ニーイン」の隠れた原因は「足首の硬さ」かも?(仙川)
ハーモニー仙川中央整骨院です!
ジャンプの着地や切り返し動作で膝が内側に入る「ニーイン」。これが前十字靭帯(ACL)損傷などの大怪我につながることは知られていますが、その原因が**「足首」**にあることは意外と知られていません。
今回は、足首の機能不全がニーインを引き起こすメカニズムと、当院での対策についてお話しします。
1. 足首が硬いと膝が内側に入る?(メカニズム)
スクワットや着地動作で深くしゃがみ込むとき、足首は「背屈(つま先を上げる動き)」をする必要があります。 しかし、ふくらはぎの筋肉が硬かったり、足首の関節が固まっていたりして**背屈制限(足首が硬い状態)**があると、体はしゃがむために別の方法で代償しようとします。
それが、**「つま先を外に向けて、土踏まずを潰しながら(回内)、膝を内側に入れる」**という動きです。 つまり、足首が硬いために、膝を内側に逃がさないとしゃがめない状態になってしまっているのです。
2. ニーインのリスクと負の連鎖
この代償動作が続くと、以下のような負の連鎖が起こります。
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扁平足・回内足の悪化: 土踏まずが潰れ、足底腱膜炎やシンスプリントの原因になります。
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膝のねじれストレス: ニーインが強制され、膝の内側側副靭帯や半月板にダメージが蓄積します。
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パフォーマンス低下: 地面を蹴る力が正しく伝わらず、パワーロスにつながります。
3. ハーモニー仙川中央整骨院の改善アプローチ
ニーインの改善には、お尻のトレーニングだけでなく、足首の柔軟性改善が不可欠です。
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足首の可動域改善: 硬くなったふくらはぎ(下腿三頭筋)を手技で緩め、足首の関節自体の動きを矯正治療でスムーズにします。
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アーチの形成: 潰れてしまった土踏まずを復活させるため、足裏の筋肉へのアプローチやテーピング指導を行います。
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全身の連動性改善: 足首、膝、股関節が一直線に動くように、全身のバランスを整えます。
「膝の痛みが繰り返す」「足首が硬い自覚がある」という方は、ニーインのリスクが高い状態です。仙川のハーモニー仙川中央整骨院で、怪我をしない正しい体の使い方を身につけましょう!
副院長 板倉 基二



