マウス操作で肘の外側がズキッ!その痛み、放置していませんか?

2025.12.11

マウス操作で肘の外側がズキッ!その痛み、放置していませんか?

こんにちは!ハーモニー仙川中央整骨院です!

デスクワークの最中、マウスをクリックしたりキーボードを叩いたりしていると、肘の外側に鈍い痛みを感じることはありませんか? あるいは、ゴルフの練習後や、ふとした瞬間に雑巾を絞ろうとした時、「ズキッ!」と走る痛みにハッとした経験があるかもしれません。

「重いものを持ったわけでもないのに、なぜ?」 そう不思議に思うかもしれませんが、実はその痛み、あなたの指先の使いすぎが原因かもしれません。

今日は、現代人の多くが悩まされている**「肘の外側の痛み」**について、その意外な原因と解決策を分かりやすくお話しします。

今日のテーマ:肘の外側の痛み(上腕骨外側上顆炎)

医学的には**「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」**と呼ばれるこの症状。一般的には「テニス肘」として知られていますが、実はテニスプレイヤーだけのものではありません。

最近では、ゴルフをされる方の「リードする側の腕(左腕)」や、長時間パソコンに向かう方の「マウスを持つ手」にこの症状が急増しており、**「マウス肘」**なんて呼ばれることもあるんです。

なぜ「指」を使うと「肘」が痛くなるの?

「動かしているのは指なのに、なんで肘が痛くなるの?」 これは患者様からよくいただくご質問です。

実は、手首や指を「反らす(伸ばす)」ための筋肉は、指先から手首を通り、**肘の外側の骨(外側上顆)**に集まってくっついています。

想像してみてください。

  • マウスをクリックする(指を反らす動作の連続)

  • キーボードを打つ(手首を常に反らしている状態)

  • ゴルフでグリップを強く握る(衝撃が肘に伝わる)

これらの動作はすべて、肘の外側の付け根(腱)をグイグイと引っ張っている状態です。小さな負担でも、毎日数千回、数万回と繰り返されれば、腱が悲鳴を上げ、炎症を起こしてしまいます。これが痛みの正体です。

ハーモニー仙川中央整骨院でできること

肘の痛みは「安静にしていれば治る」と思われがちですが、仕事や家事を完全に休むのは難しいですよね。だからこそ、早めの専門的なケアが必要です。当院では、以下の3つのアプローチで辛い痛みを改善に導きます。

1. 即効性を狙う「ハイボルテージ治療」

「とにかく今、この痛みをなんとかしたい!」という方には、ハイボルテージ治療がおすすめです。 これは、高電圧の電気刺激を深部組織まで到達させることができる特殊な治療器です。手技では届きにくい深い部分の炎症や神経の興奮を抑え、痛みと筋肉の緊張を素早く緩和することに特化しています。

2. 根本から変える「矯正治療」

肘が痛くなる方の多くは、実は**「猫背」「巻き肩」になっています。姿勢が悪いと肩甲骨の動きが悪くなり、その分だけ腕や肘に余計な負担がかかってしまうのです。 当院の矯正治療で全身の歪みやバランスを整え、患部への負担を減らしましょう。 ※継続して通院しやすいフリーパス(月額6,600円)**もご用意していますので、しっかり治したい方を全力でサポートします!

あなたの肘は大丈夫?簡単セルフチェック

最後に、ご自宅でできる簡単なチェック方法をご紹介します。

【中指伸展テスト】

  1. 痛い方の腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けます。

  2. 反対の手で、痛い方の中指を上から押さえます。

  3. 押さえられた力に抵抗して、中指だけを上にピンと反らそうとしてください。

この時、肘の外側に痛みが出た場合は、上腕骨外側上顆炎の可能性が高いです。

まとめ:痛みは体からのサインです

「これくらいなら我慢できる」と放置して悪化させると、コップを持つだけで激痛が走るようになってしまうこともあります。そうなる前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。

「ブログを見た」とおっしゃっていただければスムーズです。 肘の痛みのない快適な生活を、私たちと一緒に取り戻しましょう!



副院長 板倉 基二