手や指の痺れ(胸郭出口症候群)

2024.03.24

手や指の痺れ(胸郭出口症候群)

ハーモニー仙川中央整骨院です!

手や指の痺れの原因にはいくつかありますが、
そのうち日常的に多く発生するものに
「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」
というものがあります。

「胸郭出口症候群」と感じが並ぶとなにか難しくと重大な病気のようですが
「首から胸の間の(腕にいく)神経の通り道をなにかが邪魔している」
という意味の言葉です。

では、何が神経の邪魔をしているかというと、多くの場合
首や胸の筋肉が神経の通り道を圧迫しているケースです。

首から出て、首や胸の筋肉の間を縫うように通って手に向かう神経は、
それらの筋肉が硬くなることで圧迫されやすくなり、
さらに圧迫されやすい姿勢(圧迫される部位によって違います)を頻繁にとることで
より悪化してしまことがあります。

(※神経痛に関してはこちらのブログにより詳しく解説しています)

そのため、胸郭出口症候群の可能性がある患者様に対しては、
さまざまなテストで「どこが神経を圧迫しているのか」ということをつきとめ、
その部分を治療することで、痺れ症状を早い段階で軽くすることが重要です。

また、筋肉が硬くなる、圧迫されやすい姿勢を取りやすい、
ということは日常の姿勢や身体の使い方、環境に原因があることも多く
そのような部分から、さらに根本的な原因を追究することで
治療効果を高めるとともに、将来的な再発の予防にもつながります。

「腕を上にあげると痺れる」
「首の角度によって痺れが強くなる」
など、胸郭出口症候群の症状は人によって違いますが、
手の痺れが気になる方はお早めに
ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください!



副院長 板倉 基二