2025.08.17
座ると猫背、立つと反り腰?腸腰筋の弱さが原因かもしれません
ハーモニー仙川中央整骨院です!
「座っているとついつい猫背になってしまう」「頑張って立つと腰が反りすぎて痛い」そんなお悩みはありませんか?座ると骨盤が後ろに倒れ(骨盤後傾)、立つと骨盤が前に倒れる(骨盤前傾)という、一見矛盾した姿勢の癖を持つ方がいらっしゃいます。
実は、このような姿勢のアンバランスは、体の奥深くにある「腸腰筋(ちょうようきん)」がうまく使えていないことが原因かもしれません。
腸腰筋ってどんな筋肉?
腸腰筋は、腰椎(腰の骨)から股関節を通り、太ももの骨の内側に付着する、上半身と下半身をつなぐ重要なインナーマッスルです。この筋肉の主な役割は、
-
座っている姿勢を安定させる
-
股関節を曲げる(足を上げる)
-
正しい姿勢を保つ
など、私たちの日常動作に深く関わっています。
腸腰筋がうまく使えないと、なぜ腰痛になる?
腸腰筋が弱くなったり、うまく機能しなかったりすると、座っている時に骨盤を支えきれず、骨盤が後ろに倒れて猫背になりがちです。また、この状態でいざ立とうとすると、骨盤を安定させるために、腰の筋肉が過剰に頑張ってしまい、腰を反らせることでバランスを取ろうとします。
この「座ると骨盤後傾、立つと骨盤前傾」という不安定な状態が、腰の筋肉に常に負担をかけ続け、慢性的な腰痛を引き起こす原因となります。腸腰筋の弱さが、姿勢の乱れという形で、腰痛の根本原因となっているのです。
ハーモニー仙川中央整骨院の改善事例
以前、当院に通院されていた40代の男性は、「長年のデスクワークで座っていると腰が重だるく、立ち上がると腰が痛くて伸ばせない」というお悩みでした。
お体を診させていただくと、座ると背中が丸まり、立つと腰が過度に反っているのが特徴的でした。腰の筋肉は常に緊張しており、腸腰筋がうまく使えていないことが分かりました。
そこで、当院では、
-
痛みの緩和: まず、ハイボルテージ治療で腰の筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減しました。
-
姿勢矯正: 骨盤と背骨の歪みを整える「矯正治療」で、座っている時も立っている時も、骨盤が正しい位置に来るよう調整しました。
-
腸腰筋の強化: 自力では鍛えにくい腸腰筋を「EMS(楽トレ)」で効率的にトレーニングしました。
数回の施術後、男性は「座る姿勢が楽になり、立つときの腰の痛みがなくなった」と変化を実感していただけました。矯正治療とEMSを継続することで、姿勢が安定し、腰痛も再発しにくくなったと喜んでいただけました。
座ると猫背、立つと反り腰でお悩みなら
座り姿勢と立ち姿勢の両方で腰痛を感じる方は、腸腰筋の弱さが原因かもしれません。放置すると、腰痛がさらに悪化したり、姿勢の癖が定着したりすることがあります。
仙川で腰痛や姿勢の歪みにお悩みの方は、ぜひハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。あなたの姿勢の癖を見極め、根本原因にアプローチする最適な治療プランをご提案させていただきます。
副院長 板倉 基二