2025.11.06
五十肩で固まった肩を無理なく動かす!回復期のエクササイズとリハビリ(仙川)
ハーモニー仙川中央整骨院です!
五十肩(四十肩)のつらい急性期を乗り越え、痛みが和らいできた「回復期」こそ、最も重要なリハビリの時期です。この時期に適切なリハビリを行わないと、肩が固まったまま(拘縮)になってしまい、日常生活に支障をきたすことがあります。
「痛くないから大丈夫」は危険!回復期のリハビリの目的
急性期を過ぎ、痛みが治まっても肩の動きが悪いのは、炎症によって関節周囲の組織が硬く縮んでいるからです。
回復期のリハビリの目的は、
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関節の柔軟性の回復: 縮んだ関節包や筋肉を段階的に伸ばし、肩の可動域を広げる。
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筋力の回復: 痛みで使わなかったことで衰えた肩のインナーマッスル(腱板)を再教育し、肩の安定性を取り戻す。
このリハビリは、焦らず、**「少し痛いけど気持ちいい」**と感じる範囲で継続することが成功の秘訣です。
当院でのリハビリと治療の連動
当院では、手技による可動域訓練と並行して、機能回復に焦点を当てた治療を行います。
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リハビリ手技: 固まった関節包の動きを細かく改善するための専門的な徒手療法を行います。
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EMS(筋力再教育): 痛みをかばうことで機能が低下した肩のインナーマッスルに対し、**EMS(楽トレ)**で電気刺激を与え、筋力の回復を促します。これにより、肩を安定させて動かす力が戻り、痛みなくスムーズな動作ができるようになります。
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矯正治療: 肩の動きの土台である**肩甲骨や背骨(胸椎)**の歪みを整え、肩関節への負担が最小限になる姿勢を作ります。
???? 自宅でできる回復期のエクササイズ:タオルスライド ????
肩の可動域を広げるための、無理のない簡単なエクササイズです。
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【壁を使ったタオルスライド】
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壁の前に立ち、痛む方の手のひらを壁につけたタオルや雑巾の上に置きます。
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タオルを壁に沿わせながら、肘を伸ばしたまま、腕をゆっくりと真上へ滑らせていきます。
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「少し突っ張るな」と感じる限界のところで数秒キープし、ゆっくりと元の位置に戻します。
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無理なくできる範囲で、1日複数回、継続して行いましょう。
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五十肩は治療の継続が何よりも大切です。仙川で肩の痛みや可動域の制限にお悩みの方は、ぜひ一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。
副院長 板倉 基二



