2025.11.12
「腰痛の真犯人」は深部の多裂筋?全身のバランスとインナーマッスルの関係
ハーモニー仙川中央整骨院です!
「慢性的な腰痛が治らない」「マッサージをしてもすぐに痛みが戻ってくる」といったお悩みはありませんか?その長引く腰痛の根本原因は、腰の奥深くに存在する小さな筋肉、「多裂筋(たれつきん)」の機能不全にあるかもしれません。
1. 多裂筋とは?腰の安定を司る「小さな柱」
多裂筋は、背骨(脊椎)の骨一つひとつを、まるで小さな滑り台のように斜めにつなぎ、連なって走っているインナーマッスルです。この筋肉は、
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背骨の安定化: 体を動かす際に、背骨がグラグラしないように、関節を細かく安定させる役割(スタビライザー)を担っています。
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体のバランス調整: 姿勢を保つための微調整を常に行っています。
多裂筋は、腰の安定性にとって非常に重要な「小さな柱」であり、この筋肉がうまく働かなくなると、腰の土台は大きく揺らぎ始めます。
2. 多裂筋の機能不全が全身のバランスを崩すメカニズム
多裂筋が機能しなくなる原因の多くは、不良姿勢や運動不足です。この機能不全が、腰痛を招き、さらに全身に影響を及ぼします。
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不安定な土台: 多裂筋が弱ると、腰椎が不安定になります。体はこれをカバーしようとして、体の表面にある大きな筋肉(脊柱起立筋など)を過剰に緊張させます。
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筋力のアンバランス: 腹部のインナーマッスル(腹横筋)や、お尻の筋肉(臀筋)が弱っていると、多裂筋が過剰に働きすぎたり、逆にサボったりします。この腹筋・臀筋・多裂筋の連携不全が、腰痛が治らない最大の原因となります。
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全身への影響: 腰が不安定な状態(土台の不安定)が続くと、バランスを取るために猫背や反り腰、あるいは首の過度な緊張(肩こり・首の痛み)といった、全身の姿勢の歪みを引き起こします。
3. ハーモニー仙川中央整骨院の根本改善アプローチ
当院では、多裂筋の機能回復と全身のバランス改善に焦点を当てた治療を行います。
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ハイボルト治療と手技: 痛みの原因となっている深部の多裂筋の炎症や緊張を、特殊電気治療と手技で緩和し、筋肉の回復を促します。
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矯正治療(全身の軸調整): 多裂筋が働きやすい環境を作るため、骨盤や背骨の歪みを整える「矯正治療」を行います。特に腰椎の正しい動きを取り戻すことで、多裂筋の機能回復をサポートします。
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EMS(インナーマッスル再教育): 弱った多裂筋、およびそのパートナーである腹横筋や臀筋といったインナーマッスルを、「EMS(楽トレ)」で効率的にトレーニングします。体の安定性を内側から高め、腰痛の再発を防ぎます。
仙川で長引く腰痛にお悩みの方は、ぜひ一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。腰の奥の小さな筋肉から整え、痛み知らずの体を目指しましょう。
副院長 板倉 基二



