膝関節変形性関節症での痛み

2024.03.06

膝関節変形性関節症での痛み

膝関節の骨が変形してくる変形性膝関節症。

膝が内側、もしくは外側に「く」の字になり、
膝が完全に伸ばせなくなる…などの変形が現れると、
同時に膝に痛みが出ることが特徴です。

この痛みは「変形によって膝の骨が痛くなっている」と思われる方が多いのですが、
研究データでも「変形の度合いと痛みの関係は薄い」と言われています。

ではなぜ痛みが出てしまうかというと、
変形によって筋肉のバランスが崩れてしまい、
そのことによって痛みがでてしまっているケースが多く見受けられます。

特に膝の内側、やや下の痛み(鵞足炎)を
起こしていることが多く、
これはふとももの内側や裏側などの筋肉が
骨を引っ張ってしまって痛みを起こす症状です。

そのため、変形性膝関節症の治療では、
痛みを起こす原因となっている筋肉をしっかりとケアすると同時に、
崩れてしまった筋バランスをできるだけ戻すように、股関節などの筋肉も
しっかりと見ていく必要があります。

適切な筋肉の使い方は痛みの改善とともに、
変形の進行をおさえるためにも重要です。

「変形しているから膝が痛いのは仕方ない」
と考えずに、ぜひハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください!



副院長 板倉 基二