2024.03.18
腰の下の方、骨盤が痛い(仙腸関節障害)
ハーモニー仙川中央整骨院です!
お尻や腰の下側に痛みを感じている場合、腰(腰椎)ではなく、
骨盤の仙腸関節が障害が痛みの原因になっている場合があります。
●仙腸関節って?
仙腸関節とは、骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節で、
周囲の靭帯により強固に連結されています。
この関節は脊椎の根元で、数ミリという小さな動きしかしませんが、
脊椎の動きに応じてビルの免震構造のよう
バランスをとっていると考えられています。
●仙腸関節障害
仙腸関節の動きに動きすぎ・動かなさすぎという変化があると
仙腸関節にストレスがかかり、痛みが発生する原因となります。
一般的に、出産後の腰痛に仙腸関節障害が多いといわれますが、
老若男女を問わず腰痛の原因となります。
症状としては、骨盤中心側の痛みが多くみられます。
また、痛みは仙腸関節を中心としたものだけでなく、
お尻全体や鼠径部、足にも広がることがあります。
●仙腸関節障害の診断
仙腸関節障害は他の腰痛と区別することが大事です。
動きを見ながら、どこが痛いか、何をすると痛みが増すか、
というテストを重ねることで仙腸関節の痛みであることを突き止めていきます。
また、前述したように仙腸関節の痛みは、
仙腸関節の動きの変化がベースとなっている場合が多く、
これはさらに言えば、周囲の関節・骨格の動きやバランスの歪みや変化が原因と
なっていると考えられるケースが多くあります。
そのため、痛みの中心となっている仙腸関節を見ると同時に、
その根本的な原因となっている全体の身体の使い方も診る必要があります。
●仙腸関節障害の治療
痛みの急性期には、ハイボルテージ治療・立体動体波治療
テーピングやコルセットでの固定を行い、炎症や痛みの早期の軽減を目的とします。
同時に、患部に直接影響のない範囲で周囲の関節の動きを改善させ、
患部に対する負担を軽減させていきます。
痛みが軽減してきたら、骨盤を含めた全体の歪みを調整しながら、
さらに患部の負担を軽減させ、再発の予防を目的とした改善を目指していきます
お尻、腰の痛みでお悩みの方はまずは一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください!
副院長 板倉 基二