四十肩、五十肩の治療

2024.03.20

四十肩、五十肩の治療

ハーモニー仙川中央整骨院です!

四十肩、五十肩、と呼ばれる肩の痛み。
肩を上げると痛い、着替えで袖を通すときが痛い、洗髪をしづらい…
などの日常での様々なストレスの原因となります。

実際には「四十肩(五十肩)」と言っても原因は様々で、
・動かし方やタイミングで肩の腱を痛める(腱板損傷)
・肩関節の中に石灰の塊ができる(石灰沈着炎)
・原因不明の突然の炎症(突発性肩関節周囲炎)
等、様々な原因が「肩関節の痛み」につながります。

そのため、それぞれの原因に対応した治療が必要となりますが、
おおむね共通しているのが

●炎症期(疼痛期)
 痛みが出た直後の時期。
 痛みが強く、触っただけでも痛みが走ることがあります。
 この時期は痛みに対するハイボルテージや立体動体波などの
 痛みを軽減する施術を中心に。
 可能な範囲で以降の拘縮(関節が固まること)を減らすようにしていきます。

●拘縮期
 炎症が落ち着いた段階ですが、
 動かそうとするとある程度で痛みがあり、それ以上動かせないことがあります。
 これは、肩関節を動かす様々な筋肉が
 痛みによって機能低下してしまい、正常な動きができずに
 つっぱってしまっていることが大きな原因である可能性があります。
 この時期は肩関節がこれ以上固まらないように動きを出しながら、
 筋肉の動きを戻すためのリハビリ的な治療も混ぜていきます。

●回復期(緩解期)
 筋肉の動きも戻って、回復しつつある状態ですが、
 それでも「痛みはないが、動きに制限がある」ということが多くあります。
 これは、肩の関節を包む関節包(関節の袋)などが癒着を起こして
 固くなってしまっているためで、
 関節そのものに残った硬さを取っていく必要があります。

という3段階があり、その段階に応じた治療とリハビリのステップを踏む必要があります。

ハーモニー仙川中央整骨院では、
このような肩関節の痛み(四十肩、五十肩)に対して、
画一的な治療ではなく、それぞれの段階に応じて
どの組織が痛みや硬さをもたらしているのか、という点を追究しながら
しっかりと動きが戻るまで治療させていただきます。

まずは一度ご相談ください!



副院長 板倉 基二