「神経痛」は病気なの?

2024.10.29

「神経痛」は病気なの?

「神経痛」は病気なの?

お尻や足に嫌な痛みが出る坐骨神経痛に代表されるように、
神経痛は独特なものがあり、強いと日常生活にも大きく影響することがあります。

また、分かりやすい神経痛以外でも、特定の動きや姿勢で
神経が刺激されて痛みが出ているケースも比較的よく見受けられます。

神経痛は「神経が痛みを発する病気」であるように思われている方が多くいらっしゃいます。
もちろん、中には「神経そのものが起こす病気」というものもあります。
しかし、そのような病気はかなり少なく、その多くは
「骨や筋肉などが神経を刺激して痛みを起こしている」というものです。

例えば、ある姿勢(座っているなど)では痛みや痺れが起きない、少ないが
立って歩ていると足が痺れてくる…という場合、
その歩いている時の姿勢や身体の使い方によって、
「神経が刺激されるような状態になる」ということです。

「デスクワークをしていると手が痺れてくる」
なども同様で、このような状態は神経そのものの病変より、
デスクワーク中の姿勢と、それによる筋肉の緊張を疑うケースです。

このように「動き、姿勢によって痺れの状態の変化が大きい」
場合は特に姿勢や身体の使い方が原因であることが多くあります。

(一方で「どんな状態でもつねに痺れや痛みがある」というような場合、
 当院でも整形外科などの受診をお勧めするケースがあります)

「神経痛」は神経そのものが悪いのではなく、周囲の状態が
神経に刺激をもたらしていることがあります。

ハーモニー仙川中央整骨院では、そのような神経痛に対して、
「いまある痛みを緩和する」ところから
「痛みを起こしている原因を追究する」まで、
段階的、根本的な治療を提案させていただいています。

手や足の痛み、痺れにお悩みの方、
まずは一度ご相談ください!



副院長 板倉 基二