2025.02.04
つり革を持つと手がしびれる
ハーモニー仙川中央整骨院です!
今回は、あまり聞きなれないかもしれませんが、悩んでいる方が多い「胸郭出口症候群」についてお話します。
胸郭出口症候群の概要
胸郭出口症候群とは、首から腕にかけて走行する神経や血管が、胸郭出口と呼ばれる領域で圧迫されることで、腕や手にしびれや痛み、冷えなどの症状を引き起こす病気です。
胸郭出口症候群の原因
胸郭出口症候群の原因は、巻き肩や猫背など姿勢の悪さや、長時間のパソコン作業など、日常生活での習慣や動作が影響していると考えられています。 特に筋肉の緊張や骨格の歪みなども原因となることがあります。
胸郭出口症候群の治療法
当院では、胸郭出口症候群の治療として、原因となっている筋肉の緊張を和らげ、神経や血管の圧迫を解消することを目指します。具体的には、マッサージやストレッチ、姿勢指導などを用いて、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療を行います。特に症状が強い方にはハイボルテージ治療や立体動態波治療が有効です。
当院の改善事例
最近、電車でつり革を持つと手がしびれるという症状で来院された方がいらっしゃいました。診察させていただいたところ、胸の筋肉が神経を圧迫していると判断できました。長時間のデスクワークと猫背が原因で、肩甲骨周囲の筋肉が緊張し、神経や血管を圧迫していたと考えられます。
そこで、首や肩周りの筋肉をほぐすマッサージやストレッチ、姿勢を改善するための 運動指導を行いました。さらに、立体動態波治療で筋肉の緊張を緩和し、神経の圧迫を軽減するようにしました。その結果、しびれは徐々に軽減し、日常生活での不快感がなくなったと喜んでいただけました。
胸郭出口症候群は、放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。早期に発見し、適切な治療を受けることが大切です。もし、腕や手のしびれ、痛み、冷えなどを感じたら、お気軽に当院にご相談ください。
同じような症状でお悩みの方、ぜひ当院にご相談ください!
副院長 板倉 基二