ハーモニー仙川中央整骨院です！

今回は「足関節捻挫」についてお話していきます。

足関節捻挫の概要

足関節捻挫とは、足首をひねってしまうことで、足首の関節を支えている靭帯や組織が損傷してしまう怪我です。

具体的には、

・足首の痛み
・腫れ
・内出血
・足首の動きの制限

といった症状が挙げられます。

症状の原因

足関節捻挫の原因として、

・歩行中や走行中の段差や穴などによる転倒
・スポーツ中の急な方向転換や着地時の失敗
・高いヒールを履いていることによる不安定な歩行
・足首を支えるの筋肉の弱さ
などが考えられます。

症状の治療法

足関節捻挫の治療法としては、主に以下の３つが挙げられます。

・固定処置
　足首は歩く、立つといった日常動作で負担がかかりやすいため、
　早期の回復の為には固定して負荷を減らすことが重要です。
　症状の程度に応じてテーピングからサポーター、ギプスまで固定の程度をコントロールします。

・電気治療
　ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。
　マイクロカレント治療は炎症を抑え、組織の回復を促進する効果が期待できます。
　立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。

・運動療法
足関節捻挫の程度に合わせて、マッサージやストレッチ・リハビリなどを行い、足首周りの筋肉を強化することで、足関節を安定させ、再発を予防します。
当院では、EMSを用いた体幹や患部周域の筋力強化も行っております。
EMSは、電気刺激によって筋肉を収縮させることで、効率的に筋力アップを図ることができます。
テーピングやサポーターなどで足首を固定することもあります。

当院の改善事例

20代女性。
歩いていて段差につまずき、足を内側にひねって転倒。
足首に激痛が走り、歩行しづらい状態で来院。

問診と検査をさせて頂いた結果、足関節捻挫と推定しました。

まずハイボルテージ治療で痛みを抑え、痛みを軽減。
さらにアイシングとマイクロカレント治療で炎症を軽減させ、テーピングでの固定も行いました。

数日で痛みが落ち着き、足に荷重もできるようになってきたため、痛みに対して緊張した筋肉をマッサージで緩めながら、引き続き立体動態波とマイクロカレントを併用して痛みの緩和と組織の回復を図りました。

その後、順調に痛みが軽減したので、EMSを用いた体幹トレーニングを行い、バランス能力の向上も図りました。

足関節捻挫は、適切な治療を行わないと、慢性的な痛みや不安定性が残ってしまう可能性があります。
足を捻ってしまったら、早めにハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。

 

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副院長 板倉　基二