デスクワークで腰が痛い

2025.02.10

デスクワークで腰が痛い

ハーモニー仙川中央整骨院です!

今回は「腰部椎間関節障害」についてお話していきます。

 

症状の概要

腰部椎間関節障害とは、腰椎の椎間関節に炎症や機能障害が起こり、腰痛を引き起こす状態です。

具体的には、

  • 腰の痛み
  • 腰のこわばり
  • 特定の動作での痛み(体を反らす、捻るなど)
  • 長時間同じ体勢での痛み といった症状が挙げられます。

症状の原因

腰部椎間関節障害の原因として、

  • デスクワークなど、長時間同じ体勢での作業
  • 猫背などの悪い姿勢
  • 運動不足
  • 過度な運動や重いものを持ち上げるなどの腰への負担
  • ストレス
  • 冷え などが考えられます。

症状の治療法

腰部椎間関節障害の治療法としては、主に以下の3つが挙げられます。

  1. 関節のモビライゼーション

椎間関節の動きを改善するために、手技療法を用いて関節を動かします。

関節の動きをスムーズにすることで、痛みを軽減し、腰の柔軟性を向上させます。

  1. 電気治療

電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。

ハイボルテージ治療:高電圧の電気を用いた治療法で、炎症を抑え、強い痛みに対して即効性があり、痛みを軽減する効果が期待できます。

立体動態波治療:深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。

  1. 運動療法

ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、腰周りの筋肉を強化することで、腰椎を安定させ、再発を予防します。  当院では、EMS(Electrical Muscle Stimulation)を用いた体幹の筋力強化も行っております。  EMSは、電気刺激によって筋肉を収縮させることで、効率的に筋力アップを図ることができます。  正しい姿勢や動作の指導も行い、日常生活での負担を軽減します。

改善事例

症例:

30代男性会社員。 デスクワーク中心の生活で、慢性的な腰痛に悩まされていました。 特に、長時間座っていると腰が痛くなり、仕事に集中できないことも。

改善例:

問診と検査の結果、腰部椎間関節障害と判断

関節モビライゼーションで腰椎の動きを改善し、ハイボルテージ治療で痛みを軽減。 さらに、立体動態波治療で筋肉の緊張を和らげ、腰周りの血行を促進。 EMSを用いた体幹トレーニングやストレッチ指導を行い、腰を支える筋肉を強化しました。 また、座り方や姿勢の指導を行い、再発予防を促しました。

その結果、腰の痛みは軽減し、長時間座っていても楽に仕事ができるようになりました。 集中力もアップし、仕事の効率も上がったと喜んでいらっしゃいました。

腰部椎間関節障害は、放置すると慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。 腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。



副院長 板倉 基二