朝、足をつくと足の裏が痛い

2025.02.12

朝、足をつくと足の裏が痛い

ハーモニー仙川中央整骨院です!

今回は「足底腱膜炎」についてお話していきます。

足底腱膜炎の概要

足底腱膜炎とは、足の裏にある足底腱膜という膜に炎症が起こり、痛みを引き起こす状態です。

具体的には、

・かかとや土踏まずの痛み
・朝起きた時や、しばらく休んだ後に歩き始めるときに強い痛みを感じる
・長時間立っていたり、歩いたりした後に痛みが増す

といった症状が挙げられます。

症状の原因

足底腱膜炎の原因として、

・長時間の立ち仕事
・スポーツでのオーバーユース
・扁平足やハイアーチなどの足の形状
・不適切な靴
・下肢(股関節~足首)の柔軟性低下
・肥満

などが考えられます。


症状の治療法

足底腱膜炎の治療法としては、主に以下の3つが挙げられます。

・安静

痛みがあるときは、運動量を減らし、足を休ませることが大切です。
痛みが強い場合は、テーピングなどで患部を保護することもあります。

・電気治療

電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。
立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。

・手技療法

足底やふくらはぎの筋肉の柔軟性を高め、足底にかかる負荷を減らします。
また、足裏のアーチを支える筋力をリハビリテーションで強化することで、足底腱膜への負担を軽減し、再発を予防します。
また、再発を繰り返している方は、足首だけでなく股関節の硬さや左右のバランスなどをチェックしながら全身の矯正を行っていくことが再発の予防につながります。

当院の改善事例

50代男性。
以前から右足裏に違和感があったが、ハイキングに行った翌日からベッドから降りるときに足の裏に強い痛みが走るようになり、歩くのにも苦痛がある状態でした。

問診と検査の結果、足底腱膜炎と診断。

まずは、ハイボルテージ治療で炎症を抑え、痛みを軽減しました。
また、お仕事でどうしても立ち仕事を避けられなかったため、テーピングで保護して患部の悪化を防ぎました。
痛みが落ち着いてきたら、マッサージやストレッチなどを併用し、足首の可動と土踏まずの低下をの改善を目指しました。

その結果、朝起きた時の痛みは消失し、歩行もスムーズに行えるようになりました。
また、検査した結果、右足への荷重が強い立ち方をしており、再発予防のために矯正治療を定期的に行っていく提案をさせていただきました。

治療の結果、日常生活も快適に送れるようになり、趣味のウォーキングも再開されており、大変喜んでいただいております。

足底腱膜炎は、放置すると慢性化し、歩行困難になる可能性もあります。
足の裏に痛みを感じたら、早めにハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。

 

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副院長 板倉 基二