2025.02.24
長時間歩いて踵が痛くなった
ハーモニー仙川中央整骨院です!
今回は「アキレス腱炎」についてお話していきます。
アキレス腱炎の概要
アキレス腱炎とは、かかとの骨とふくらはぎの筋肉をつなぐアキレス腱に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる状態です。
具体的には、
・アキレス腱周辺の痛み
・腫れ
・熱感
・運動時や運動後の痛み
・朝起きた時や、しばらく休んだ後に歩き始めるときに強い痛みを感じる
といった症状が挙げられます。
症状の原因
アキレス腱炎の原因として、
・ランニングやジャンプなど、アキレス腱に負担のかかるスポーツ
・長時間歩行
・不適切な靴
・アキレス腱周りの筋肉の柔軟性不足
・加齢によるアキレス腱の変性
・扁平足や回内足などの足の形状
などが考えられます。
症状の治療法
アキレス腱炎の治療法としては、当院では以下のような方法を用いて症状の改善を目指します。
テーピング療法
アキレス腱をサポートし、負担を軽減するために、テーピングを行います。
電気治療
電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。
ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。
炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。
立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。
手技療法
ふくらはぎの筋肉の緊張を和らげ、アキレス腱への負担を軽減します。
足首の関節の動きを改善することも重要です。
また、足の荷重が偏っているとよりリスクとなるため、股関節や身体全体のバランスを診て、矯正治療なども再発予防になります。
運動療法
ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、アキレス腱やふくらはぎの筋肉の柔軟性を高め、足首の安定性を改善することで、アキレス腱への負担を軽減し、再発を予防します。
当院の改善事例
50代女性。
久しぶりに長距離を歩いた後、踵に痛みを感じるようになった。
特に、朝起きた時や、歩き始めるときに痛みが増す。
問診と検査の結果、アキレス腱炎と診断。
まずは、ハイボルテージ治療で炎症を抑え、痛みを軽減。
テーピングでアキレス腱をサポートし、負担を軽減しました。
手技療法でふくらはぎの筋肉の緊張を和らげ、足首の関節の動きを改善。
痛みが落ち着いてきたら、ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法を開始。
アキレス腱やふくらはぎの筋肉の柔軟性を高め、再発予防に努めました。
その結果、踵の痛みは消失し、長距離を歩いても痛みが出なくなりました。
日常生活でも快適に過ごせるようになり、趣味のウォーキングも再開することができました。
アキレス腱炎は、スポーツ選手だけでなく、日常生活でも起こり得る症状です。
踵に痛みを感じたら、早めにハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。
副院長 板倉 基二