2025.10.06
交通事故後の慢性痛:「可動域制限」が引き起こす痛みの悪循環を断ち切る
ハーモニー仙川中央整骨院です!
交通事故後のむちうちや腰の痛みは、適切な治療を受けずにいると、時間の経過とともに症状が慢性化しやすくなります。この慢性化の裏には、**「関節の機能不全(動きの悪さ)」**が深く関わっています。
「動かない関節」が痛みの悪循環を生む理由
交通事故の衝撃は、筋肉や靭帯だけでなく、関節包(関節の袋)や神経にも影響を与えます。
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過剰な代償による疲労の蓄積: 例えば、腰の関節(腰椎)の動きが悪いと、その上下にある股関節や背中が無理に動きを代償しようとします。これにより、周辺の筋肉が常にオーバーワークとなり、疲労物質が溜まり、慢性的な肩こりや腰痛に発展します。
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脳の「危険信号」による痛み増幅: 関節の動きが制限されている状態は、脳にとって「体がスムーズに動いていない=危険な状態」という認識になります。この「危険信号」が持続的に発せられることで、痛みを感じる感度が上がり、痛みの悪循環(痛い→動かさない→関節が硬くなる→さらに痛い)に陥ってしまいます。
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自律神経の乱れ: 背骨や骨盤の動きが悪くなると、自律神経の通り道にも影響を与え、頭痛、不眠、だるさといった自律神経症状を併発しやすくなります。
当院が行う機能回復と痛みの悪循環を断ち切る治療
当院では、交通事故後の慢性痛に対し、「動き」と「安定性」を重視したアプローチを行います。
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機能回復を促す治療: 手技と矯正治療で、固まってしまった関節一つひとつの動き(可動域)を丁寧に回復させます。特に、肩甲骨と肋骨、骨盤と腰椎といった連動して動くべき部位の滑らかさを重視します。
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特殊電気治療による回復促進: ハイボルテージ治療や立体動態波治療を用いて、深部の炎症を抑えながら血流を改善し、損傷した組織の回復を促します。
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インナーマッスル強化: 動くようになった関節を安定させるために、**EMS(楽トレ)**で体の軸となるインナーマッスルを強化します。これにより、正しい姿勢と動きを維持できる「再発しにくい体」を作ります。
交通事故後の症状は、専門的な知識と継続的なリハビリが不可欠です。仙川で後遺症にお悩みの方は、ぜひ一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。
副院長 板倉 基二