2025.10.12
肋骨の動きを固める原因は「座り姿勢」にあり!
ハーモニー仙川中央整骨院です!
最近、ご自身の呼吸の深さや、姿勢の「固さ」を感じることはありませんか?現代人の肋骨の動きが悪くなる最大の原因は、**長時間の不良な「座り姿勢」**にあります。
肋骨の動きを改善し、体の本来の機能を取り戻しましょう。
肋骨の動きが悪くなる主な原因
肋骨の動きを制限し、体を固めてしまう主な要因は、以下の2点です。
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猫背・仙骨座り: デスクワークなどで背中を丸め、骨盤が後ろに倒れた姿勢(猫背や仙骨座り)が続くと、肋骨が圧迫されて閉じ込めたような状態になります。肋骨を動かす筋肉(肋間筋など)が硬くなり、肋骨が動くスペース自体がなくなってしまいます。
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インナーマッスルの機能低下: 姿勢を支える腹部のインナーマッスル(腹横筋など)が弱くなると、体幹の安定性が失われます。体は不安定さを補うために、背中や肋骨周りの筋肉を過剰に緊張させ、結果的に胸郭(肋骨全体)がガチガチに固まってしまいます。
ハーモニー仙川中央整骨院の治療アプローチ
当院では、固まった肋骨の動きを取り戻し、姿勢と呼吸を改善する専門的な治療を行います。
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胸郭のモビライゼーション(可動域回復): 硬くなった肋骨間の筋肉や、背骨(胸椎)周りをターゲットに、手技で丁寧に動きをつけます。これにより、肋骨が呼吸時にスムーズに動くための土台を作ります。
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姿勢・骨盤矯正: 肋骨の動きを制限している根本原因である、骨盤や背骨の歪みを「矯正治療」で整えます。正しい土台の上に肋骨が位置することで、自然で深い呼吸が可能になります。
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インナーマッスル強化: 正しい姿勢を安定させるために、「EMS(楽トレ)」で弱ったインナーマッスルを強化します。安定した体幹は、肋骨周りの無駄な緊張を解放します。
家でできるセルフエクササイズ:肋骨の側面を広げる
肋骨の側面は特に動きが制限されやすい部分です。ここを広げることで、呼吸が深くなります。
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【側屈と深呼吸のエクササイズ】 椅子に座るか、立って行います。
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片方の腕を真上に上げます。
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息を吐きながら、上体を真横にゆっくり倒します。この時、肋骨の側面が大きく広がるのを感じながら、深呼吸を2?3回繰り返します。
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息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻します。左右交互に5回ずつ行いましょう。
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肋骨の動きの改善は、肩こり・腰痛の改善、そして自律神経の安定に繋がります。仙川で体の固さや不調にお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
副院長 板倉 基二