2025.11.17
慢性腰痛の鍵は「腸腰筋の機能不全」座り姿勢から立ち姿勢をスムーズに(仙川)
ハーモニー仙川中央整骨院です!
座っている時に腰が張り、立ち上がりに痛みを感じる症状は、姿勢の歪みだけでなく、体の深層にある**「腸腰筋(ちょうようきん)」**がうまく使えていないことが原因かもしれません。
1. 腸腰筋の機能不全が腰痛を招くメカニズム(原因)
腸腰筋は、腰の骨と太ももの骨をつなぎ、正しい姿勢を保つ上で最も重要なインナーマッスルの一つです。
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座り姿勢での筋短縮: 座りっぱなしの姿勢では、腸腰筋が縮んだ状態が長時間続きます。これにより、筋肉が硬くなり、本来のしなやかさを失います。
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立ち上がり時の負担増: 立ち上がる際、腸腰筋は素早く伸び、骨盤を安定させる役割がありますが、硬く機能不全を起こしていると、その役割を果たせません。その結果、腰の筋肉だけで体を無理に起こそうとするため、腰椎の関節や筋肉に大きな負担がかかり、痛みが誘発されます。
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骨盤の後傾癖: 腸腰筋が弱いと、座っている時に骨盤を支えきれず、後傾する姿勢(仙骨座り)が定着してしまいます。
2. ハーモニー仙川中央整骨院の治療アプローチ
当院では、腸腰筋の機能回復と姿勢の安定化を通じて、腰痛を根本から改善します。
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手技療法とハイボルト治療: 縮んで硬くなった腸腰筋や、代償的に緊張している腰の筋肉を丁寧に緩め、炎症を鎮静します。
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矯正治療: 骨盤の歪み、特に腸腰筋の付着部である腰椎や骨盤の正しい位置を整え、筋肉が働きやすい構造的な環境を作ります。
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EMS(楽トレ): 自力では鍛えにくい腸腰筋を「EMS(楽トレ)」で集中的にトレーニングします。立ち上がり時に安定して腰を支えられる筋力を回復させます。
???? 立ち上がりをスムーズにする腸腰筋エクササイズ ????
硬くなった腸腰筋を緩め、立ち上がりやすい体を作りましょう。
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【腸腰筋の伸ばし】
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片膝立ちになります(ストレッチしたい方の足を後ろにする)。
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背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れたまま、後ろの足の股関節を前に突き出すようにゆっくりと体重を移動させます。
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後ろ足の股関節の付け根(太ももの前側、骨盤の奥)が伸びるのを感じながら、30秒キープします。
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無理に腰を反らせないよう注意し、左右交互に行いましょう。
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仙川で座り姿勢や立ち上がり時の腰の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
副院長 板倉 基二



