ランニング中に膝の外側が痛くなる

2025.02.03

ランニング中に膝の外側が痛くなる

ハーモニー仙川中央整骨院です!

今回は、ランニング愛好家によく見られる「ランナー膝」についてお話します。

ランナー膝の概要

ランナー膝とは、ランニングなどによって膝に痛みが出る症状の総称です。正式には腸脛靭帯炎と呼ばれています。多くの場合、膝の外側に痛みを感じることが特徴です。

ランナー膝の原因

ランナー膝の原因は、腸脛靭帯という靭帯が膝周囲の骨と擦れることが繰り返されることで炎症をおこすことになります。単純なオーバーユース(使いすぎ)だけでなく、ランニングフォームの乱れ、足首や股関節の柔軟性不足、シューズとの相性が悪いなど、様々な要因が考えられます。長距離を走るランナーだけでなく、初心者ランナーにも起こりうることです。

ランナー膝の治療法

当院では、ランナー膝の治療として、まず炎症を抑え、痛みを軽減することに重点を置きます。。痛みが強い場合は、ハイボルテージ治療や立体動態波治療を用いて痛みや炎症の早期の軽減を図ります。また、歩行などでも痛みが出てしまう場合はテーピング療法などを用いて、膝への負担を軽減します。その後、痛みが落ち着いてきたら、手技治療やストレッチや筋力トレーニングなどを行い、再発予防に努めます。

症例と改善例

先日、マラソン大会に向けて練習していた際に膝に痛みが出たという方が来院されました。診察の結果、ランナー膝と診断しました。オーバーユースと、ランニングフォームの乱れが原因と考えられました。

そこで、まず立体動態波治療器を使い、炎症を抑え、膝周りの筋肉の柔軟性を高めるように促しました。また、姿勢の左右差が強かったため、矯正治療で歪みの改善を行い、正しい走り方や着地方法などをアドバイスしました。その結果、痛みが軽減し、マラソン大会にも無事に出場できたと喜んでいただけました。

ランナー膝は、適切な治療と予防を行うことで、再発を防ぎ、快適にランニングを楽しむことができます。もし、膝に痛みを感じたら、早めに当院にご相談ください。

 

お電話はこちらから!

LINEはこちらから!



副院長 板倉 基二