2025.02.15
子供をだっこしていて腰が痛くなった
子供を抱っこする際に腰が痛くなる原因として、筋肉の緊張や姿勢の不良、骨盤の歪みなどが関与しています。
整骨院での治療には、これらの症状にアプローチする方法がいくつかあります。以下に詳細な症状、病態、治療法、改善事例を説明します。
症状:
• 腰の痛み(特に下背部、または腰椎周辺)
• 動作制限:腰を曲げる、または伸ばす際に痛みが出る
• 長時間の立ち仕事や抱っこ後の疲労感
• 痛みが寝起きや長時間同じ姿勢を取った後に強くなる
腰痛の原因
• 筋肉の過緊張:長時間同じ姿勢でいたり、無理な姿勢をとった場合、腰周りの筋肉が過度に緊張し、痛みを引き起こす。
• 骨盤の歪み:不均衡な負荷が骨盤や背骨にかかり、歪みが生じることで腰痛が発生する。
• 椎間板の圧迫:骨盤や背骨の歪みにより、椎間板が圧迫され、腰痛や神経症状が出る場合がある。
• 関節や靭帯の疲労:腰部の関節や靭帯に負担がかかり、炎症が生じることも。
腰痛の種類
• 椎間関節性腰痛(腰の骨をつなぐ関節で痛み・炎症が起きる腰痛)
• 腰椎椎間板ヘルニア(過度の負担による椎間板の圧迫)
• 筋筋膜性腰痛症(筋肉の緊張が原因で発生する腰痛)
• 骨盤の傾斜や歪み(骨盤の不均衡が引き起こす腰痛)
他にも腰痛にはさまざまな病態があります。
それぞれに応じた治療のために、しっかりとした診察が必要になります。
整骨院での治療方法:
整骨院で行う治療法には、症状の改善や予防を目的とした手技療法、機器療法、矯正治療などがあります。
1. ハイボルト治療:
ハイボルト治療は、高電圧の電気刺激を使用して筋肉や神経を刺激し、痛みの軽減や筋肉の回復を促進します。筋肉の過緊張をほぐすことや、血行を促進することで、腰痛の改善に効果的です。
2. 歪みの矯正治療:
腰痛の原因となる骨盤や脊椎の歪みを矯正する治療法です。骨盤矯正や脊椎矯正によって、体のバランスを整え、腰への負担を軽減します。
整骨院改善事例:
1. 事例1:子供を抱っこして腰に痛みを感じていた患者。ハイボルト治療で筋肉の緊張を緩め、骨盤矯正で姿勢を改善。数回の治療後、抱っこによる痛みが軽減。
2. 事例2:長時間立っていると腰痛がひどくなるという患者。骨盤の歪みを矯正し、ハイボルト治療で筋肉をリラックスさせたところ、腰痛が改善し、日常生活に支障が出なくなった。
腰痛が続く場合は、早めに整骨院を訪れて専門的な治療を受けることが大切です。
副院長 板倉 基二