2025.02.26
「朝起きたら、首が痛い」
ハーモニー仙川中央整骨院です!
今回は「頚部捻挫(寝違え)」についてお話していきます。
頚部捻挫(寝違え)の概要
頚部捻挫とは、首の関節や筋肉、靭帯などが損傷し、痛みや動きの制限を引き起こす状態です。
起床時に起きることが多く、「寝違え」と呼ばれることが多いです。
具体的には、
・首の痛み
・首のこわばり、可動域の低下
・首を回す、曲げるなどの動作で痛みが増す
・頭痛
といった症状が挙げられます。
症状の原因
頚部捻挫の原因として、
・不自然な姿勢での睡眠
・(特に起床時の)急な首の動き
・長時間デスクワークなどによる疲労
・ストレス
・冷え
・フィットしていない枕の使用
などが考えられます。
睡眠中に無理な姿勢をとったり、起床時に急に首を動かしたりすることで、首の筋肉や靭帯が損傷し、炎症を起こすことで痛みが発生します。
症状の治療法
頚部捻挫の治療法としては、当院では以下のような方法を用いて症状の改善を目指します。
電気治療
電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。
ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。
炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。
立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。
固定治療
首の動きを制限し、患部を安静に保ち炎症を抑えるため、テーピングを行います。
特に痛みや炎症が強い場合は頸椎カラーの使用をお勧めすることもあります。
手技療法
首や肩周りの筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、痛みを軽減します。
炎症が退いてきたら首の関節のひっかかりなどを対象にして可動域を改善させていきます。
元々デスクワークなどの姿勢で頸への負荷がリスクになっている方は、
矯正治療やEMSによる体幹の筋力改善などが根本的な再発予防につながります。
当院の改善事例
20代男性。
朝起きたら首に激痛が走り、首を回すことができなくなった。
問診と検査の結果、頚部捻挫(寝違え)と診断。
痛みが強かったので、ハイボルテージ治療で炎症を抑え、痛みを軽減。
数回の施術で痛みがかなり減少したので、手技療法で首や肩周りの筋肉の緊張を和らげ、関節の可動域を改善。
さらに、日常生活での注意点や、寝違えを予防するためのストレッチ、枕の選び方などを指導しました。
その結果、首の痛みは消失し、首をスムーズに動かせるようになりました。
日常生活も快適に送れるようになり、仕事にも復帰することができました。
頚部捻挫は、多くの人が経験する症状ですが、放置すると慢性化したり、再発を繰り返す可能性があります。
首に痛みを感じたら、早めにハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。
副院長 板倉 基二