長時間の座りや立ち上がりでお尻に痛みが出る

2025.02.28

長時間の座りや立ち上がりでお尻に痛みが出る

ハーモニー仙川中央整骨院です!

今回は「上臀皮神経痛」についてお話していきます。


上臀皮神経痛の概要

上臀皮神経痛とは、腰からお尻にかけて伸びている上臀皮神経が、何らかの原因で圧迫されたり、刺激されたりすることで、お尻や太ももの外側に痛みやしびれを引き起こす状態です。
腰痛の中でも意外と多い原因にも関わらず、認知度は高くない症状です。

具体的には、

・お尻や太ももの外側の痛み
・立ち座りや歩行時など、体を動かすと痛みが増す
・長時間座っていると痛みが増す
・腰を反らすと痛みが増す
・触ると痛みがある
といった症状が挙げられます。

症状の原因

上臀皮神経痛の原因として、
・長時間同じ姿勢をとる生活
・筋力の低下
・体の左右バランスの悪化による負荷の方より
などが考えられます。

症状の治療法

上臀皮神経痛の治療法としては、当院では以下のような方法を用いて症状の改善を目指します。

電気治療
電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。
 ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。
 炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。
 立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。

手技療法
腰やお尻周りの筋肉の緊張を和らげ、抑え込まれている神経の可動をよくすることで、痛みやしびれを軽減します。
 また、骨盤の歪みを整えることで、神経への圧迫を軽減し、症状の改善を図ります。

運動療法
ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、腰やお尻周りの筋肉を強化することで、神経への負担を軽減し、再発を予防します。
 正しい姿勢や動作の指導も行い、日常生活での負担を軽減します。

当院の改善事例

40代女性。
立ち座りや歩行時にお尻に痛みがあり、長時間座っているのも辛い状態。

問診と検査の結果、上臀皮神経痛と診断。

ハイボルテージ治療と立体動態波治療を併用し、痛みやしびれを軽減。
手技療法で腰やお尻周りの筋肉の緊張を和らげ、骨盤の歪みを整えました。
ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法を行い、腰やお尻周りの筋肉を強化しました。
また、日常生活での姿勢や動作の注意点などを指導しました。

その結果、お尻の痛みは消失し、立ち座りや歩行も楽になりました。
長時間座っていても痛みが出なくなり、快適に過ごせるようになりました。

上臀皮神経痛は、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
お尻や太ももの外側に痛みやしびれを感じたら、早めにハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。



副院長 板倉 基二