親指の付け根が痛い腱鞘炎…当院にお任せください!

2025.03.20

親指の付け根が痛い腱鞘炎…当院にお任せください!

ハーモニー仙川中央整骨院です!

今回は「手の腱鞘炎(ドケルバン病)」についてお話していきます。

症状名:手の腱鞘炎(ドケルバン病)

症状の概要

手の腱鞘炎(ドケルバン病)とは、手首の親指側にある腱鞘(腱の通り道)に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる状態です。

具体的には、

  • 親指の付け根の痛み
  • 手首の親指側の腫れ
  • 親指を動かす時の痛み
  • 物をつかむ、握るなどの動作で痛みが増す

といった症状が挙げられます。

症状の原因

ドケルバン病の原因として、

  • スマートフォンやパソコンの使い過ぎ
  • 手首の使い過ぎ
  • 妊娠・出産
  • 更年期
  • 育児

などが考えられます。

手首を繰り返し使う動作や、ホルモンバランスの変化などが、腱鞘に負担をかけ、炎症を引き起こすことが多いです。

症状の治療法

ドケルバン病の治療法としては、当院では以下のような方法を用いて症状の改善を目指します。

  1. 安静にする

手首を安静にし、親指を動かす動作を控えることが重要です。  サポーターやテーピングで手首を固定することもあります。

  1. 電気治療

電気治療は、痛みや炎症を軽減するために用いられます。  ハイボルテージ治療は、高電圧の電気を用いた治療法で、強い痛みに対して即効性があります。  炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。  立体動態波治療は、深部の筋肉まで刺激する治療法で、筋肉の痛みや緊張を和らげる効果が期待できます。

  1. テーピング療法

手首の動きを制限し、患部を安静に保つために、テーピングを行います。

  1. 手技療法

手首周りの筋肉の緊張を和らげ、関節の動きを改善することで、痛みや機能障害を軽減します。

  1. 運動療法

手首や指の筋肉の柔軟性を高め、手首の動きをスムーズにするためのストレッチやトレーニングを行います。

改善事例

症例:

40代女性。 最近、親指の付け根に痛みを感じるようになった。 特に、ペットボトルの蓋を開ける時や、ドアノブを回す時に痛みが増す。

改善例:

問診と検査の結果、ドケルバン病と診断。

まずは、サポーターで手首を固定し、安静を指示。 ハイボルテージ治療で炎症を抑え、痛みを軽減。 テーピングで患部を固定し、安静を保ちました。 腫れと痛みが軽減してきたら、手技療法で筋肉の緊張を緩和し、関節の動きを改善。 ストレッチやトレーニングなどの運動療法を行い、手首や指の柔軟性と筋力を回復させました。 日常生活での注意点や、手首に負担をかけない動作の指導も行いました。

その結果、親指の付け根の痛みは消失し、日常生活での動作もスムーズに行えるようになりました。

ドケルバン病は、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。 親指の付け根に痛みを感じたら、早めにハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。



副院長 板倉 基二