2025.09.27
お尻の筋肉をほぐして、膝の痛みやパフォーマンスをアップ!
ハーモニー仙川中央整骨院です!
「ランニング中に膝の外側が痛む」「スクワットをすると膝が内側に入る」といった、膝周りのトラブルも、実はお尻の筋肉の機能低下や硬さが引き起こしているケースが多くあります。
お尻の筋肉と膝・歩行の関係
殿筋(特にお尻の横側にある中臀筋)は、歩行時や片足立ちの際に、骨盤を水平に保ち、膝が内側に入りすぎないように制御する重要な役割を担っています。
このお尻の筋肉が硬くなったり、弱くなったりすると、体が不安定になり、以下のような不調につながります。
-
膝の痛みの増悪: お尻の筋肉がうまく働かないと、歩いたり走ったりする際に膝が内側に倒れやすくなります。これにより、膝の外側や内側の靭帯、または膝関節そのものに無理な「ねじれの力」がかかり、膝の痛みを引き起こしたり、悪化させたりします。(ランナー膝などの原因にもなります)
-
不安定な歩行: 片足立ちの際の安定性が低下し、歩行時に体が左右に揺れやすくなります。これにより、疲れやすい、つまずきやすいといった歩行時の不安定感につながります。
-
股関節の痛み: お尻の筋肉が硬くなることで、股関節の可動域が制限され、股関節の付け根や外側の痛みにつながることがあります。
ハーモニー仙川中央整骨院の改善事例
以前、ランニング中に膝の外側が痛むという20代の女性が来院されました。膝を診ても大きな炎症はありませんでしたが、お尻の横側(中臀筋)が非常に硬く、筋力も低下していることが分かりました。
膝の痛みはお尻の筋肉の硬さと機能低下が原因だと判断し、ハイボルト治療と手技で硬いお尻の筋肉を徹底的にリリースしました。さらに、矯正治療で骨盤の歪みを整え、EMSで弱った中臀筋を重点的にトレーニングしました。
数週間後、女性は「膝の痛みがなくなり、走っているときに体が安定するようになった」と、パフォーマンスの向上も実感していただけました。
家でできる簡単エクササイズ
お尻の筋肉の機能を高めて、膝への負担を減らしましょう。
-
【股関節開閉エクササイズ】 横向きに寝て、膝を軽く曲げます。上の脚の膝を、かかとをつけたまま天井方向に向かってゆっくり開いて閉じます。お尻の横側(中臀筋)に効いているのを感じながら、10回程度行いましょう。
仙川で膝の痛みや体の不安定さにお悩みの方は、ぜひハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。体の土台であるお尻から整え、快適な毎日を取り戻しましょう。
副院長 板倉 基二