ぎっくり腰とは?

2025.09.28

ぎっくり腰とは?

【ぎっくり腰とは?】

「重い物を持った瞬間に腰が動かなくなった」「朝起き上がろうとしたら腰に激痛が走った」――そんな急な腰の痛みが出る状態を一般的に“ぎっくり腰”と呼びます。
医学的には「急性腰痛症」といい、腰の筋肉や靭帯、関節、筋膜などの急な損傷が原因で起こります。


【なぜぎっくり腰になるのか】

ぎっくり腰は突然起こるように見えますが、実は日常の“積み重ね”が関係しています。

  • 長時間のデスクワークや猫背姿勢
  • 運動不足による体幹筋の低下
  • 睡眠不足やストレスによる筋緊張
  • 寒暖差による血流の悪化

これらが重なることで腰まわりの筋肉や関節が硬くなり、ちょっとした動きで「ピキッ」と痛めてしまうことがあります。


【ぎっくり腰で痛める場所】

多くの場合、腰の筋膜(筋肉を包む膜)や仙腸関節(骨盤の関節)椎間関節などの炎症が起きています。
レントゲンでは異常が見られないことがほとんどですが、筋肉や靭帯の微細な損傷や炎症が原因で強い痛みを感じます。


【整骨院での治療】

当院では、ぎっくり腰の痛みを最短で和らげるために以下のような施術を行っています。

  • ハイボルト療法:炎症と痛みを早期に抑える電気治療
  • 立体動体波・3DMENS:深部の筋肉や関節の回復をサポート
  • マイクロカレント:組織修復を促進し、自然治癒力を高める
  • 手技療法(筋膜リリース・骨盤調整):硬くなった筋肉の緊張を緩め、動きを回復させます

痛みが強い初期は「無理に動かさず、炎症を鎮めること」が最優先です。
炎症が落ち着いてきたら、再発予防のための体幹トレーニングや姿勢改善を進めていきます。


【治療の目安】

症状の強さによって個人差はありますが、
・強い痛み期(1?3日)
・回復期(4?10日)
・再発予防期(2?3週間)
という流れで改善していく方が多いです。

早期に治療を開始することで、痛みの長期化や再発のリスクを大きく減らすことができます。


【まとめ】

ぎっくり腰は「急に起こった痛み」ではありますが、その原因は日常の姿勢や筋肉バランスの乱れにあります。
痛みが落ち着いた後こそ、しっかりと体のケアを行うことが再発防止のカギです。

急な腰痛にお困りの際は、無理をせず早めにご相談ください。

????ハーモニー仙川中央整骨院
地域の皆さまの「動ける身体」をサポートします!



副院長 板倉 基二