慢性的な腰痛、その裏に「内臓の疲れ」が隠れているかも?(仙川)

2025.11.16

慢性的な腰痛、その裏に「内臓の疲れ」が隠れているかも?(仙川)

ハーモニー仙川中央整骨院です!

「マッサージしても、薬を飲んでも、なぜか腰の痛みがスッキリしない…」

そんな頑固な慢性腰痛の原因が、実は腰の筋肉や骨格ではなく、内臓の疲れや機能低下にあるかもしれません。腰痛と内臓痛は、神経を通じて密接にリンクしていることがわかっています。

 

なぜ内臓の不調が「腰の痛み」として現れるのか?

 

内臓の不調が腰に痛みとして現れる現象を「関連痛(かんれんつう)」と呼びます。これは、脳が痛みの発生源を誤認してしまうために起こります。

  1. 神経の混線(関連痛): 内臓(胃、腸、腎臓など)からの感覚神経と、腰の筋肉や皮膚からの感覚神経は、途中の**脊髄(せきずい)**で合流しています。内臓に不調や疲労があると、その刺激が脳に送られる際、脳が「これは腰の筋肉が痛いのだろう」と誤って認識してしまいます。

  2. 物理的な圧迫と筋緊張: 胃や腸などの内臓は、お腹の周りの筋肉や筋膜とつながっています。内臓の機能が低下して位置が下がったり、硬くなったりすると、その周囲の筋肉や筋膜を引っ張り、腰椎(腰の骨)の安定性を乱したり、腰の筋肉を過剰に緊張させたりして、腰痛を引き起こします。

  3. 自律神経の乱れ: 内臓の疲れは、自律神経のバランスを崩します。自律神経が乱れると、筋肉の血流が悪くなり、腰の筋肉が硬くこわばりやすくなるため、腰痛が悪化します。

 

内臓の疲れからくる腰痛への整骨院のアプローチ

 

内臓の疲れが原因の腰痛に対しては、骨格矯正と内臓機能へのアプローチを組み合わせることで、根本改善を目指します。

  1. 内臓へのアプローチ(腸もみ): 内臓の機能を整える「腸もみ」などの手技で、硬くなったお腹周りや内臓を覆う膜を緩め、血行を促進します。これにより、内臓からの不必要な刺激や、内臓による物理的な牽引力を軽減します。

  2. 骨盤・背骨の矯正: 内臓の位置が安定し、腰への負担が減るよう、体の土台である骨盤と背骨の歪みを整える「矯正治療」を行います。

  3. 自律神経の調整: 内臓と深く関わる自律神経のバランスを整えるため、「立体動態波(脊髄通電法)」などで背骨周りの神経にアプローチしたり、深部の筋肉を緩めたりします。

  4. インナーマッスルの強化: 弱った腹部のインナーマッスルを「EMS(楽トレ)」で強化し、腹圧を高めます。腹圧が安定すると、内臓が正しい位置に安定し、腰への負担が軽減されます。

「腰が痛いけれど、胃腸の調子も悪い」「疲れると腰が重くなる」といった症状にお悩みの方は、ぜひ一度ハーモニー仙川中央整骨院にご相談ください。体の内外からバランスを整え、つらい腰痛を根本から改善しましょう。



副院長 板倉 基二