中医学と漢方の違い

2019.05.12

中医学と漢方の違い

こんにちは!橋を渡る時、下を流れる川をのぞき込みたくなるサカサイです。

 

医療にはざっくりいうと、病院といった「西洋医学」と

整骨院や鍼灸院といった「東洋医学」があります。

 

この東洋医学には、みなさんも一度は聞いたことがあると思われる

「中医学」やクスリでお馴染みの「漢方」というジャンルも含まれるのですが、

この2つの違いはご存知でしょうか。

 

簡単に言うと、漢方は中医学の一部とされています。

 

中医学は約3000年前(歴史漫画「キングダム」よりも数百年くらい前!)

に誕生しており、次第に今の中医学の体型が作られていきました。

 

中医学とは、内蔵(五臓六腑)、体内のエネルギーや血液といった体液(気血)、

その他の水分(津液(しんえき))に注目をし、そこから患者さんに合った

薬や鍼灸、整体、気功、薬膳etcで施術をしていきます。

 

「そういえば整骨院ってそんな感じだったかも」って思いませんでした?

思わない?そうですか。

 

さてもう一方の漢方はというと、中医学と同じく内蔵や気血などに注目をしますが、

梅雨が長く湿気も多い日本の特性により合わせて独自に発達したものとなっています。

 

薬局へ行けば大抵は手に入る漢方薬。

天然素材なので身体に良いとかんじることも多いと

思いますが、薬であることには代わりはないので

副作用は存在します

その事もふまえて症状改善のため、上手に施術をしていきたいですね



院長 喜屋武 幸人